2013年12月11日水曜日

たまねぎ工房 Vネックセーター Edelweiss 三回目

サイズ:11号98%出力

変更点:丈3センチ延長、裾切り替え省略

生地:ダンボールニット(プレドゥ)

しくじったところ:まあなし

2回目と同時進行。

ダンボールニットの質感もあり、セーターというよりVネックのトレーナーだ。

生地が足りないので、袖の切り替えは柄合わせしなくていいように無地の裏側を使った。
本体の柄が前後でなんかずれている。
母に進呈する。

この型は自分で着ると両脇にしわが入るのが気になる。
ゆるっゆるの生地で作ってどうなるか見てみたい。


2013年12月10日火曜日

たまねぎ工房 マキシニットスカート Meteorite 二回目

サイズ:11号98%出力

変更点:裾20センチ詰める(1枚目と同じ)

生地:圧縮ウールリブニット(ひでき)

しくじったところ:後ろスカートの脇と中央を間違えて縫った。


ウエスト布は長い1枚のところ、足りなかったので前後2枚とした。
さて完成してミシンを片付けようと
床に置いてあったカバーを持ち上げたところ、
「輪に縫ったものがこちらでございます」てな体で、
ウエスト布が落ちていた。
用意していたことをきれいに忘れていた。
もう一枚縫うか・・・。

Edelweiss2回目で使ったのと同じ生地。
分厚くて、ロータリーカッターで切っても切れ残りがなくて、
きれいに重ねられ、ざくざく縫えて、糸くずも出なくて、
初心者には嬉しい。
ちなみに4色展開のうち真っ赤もいいなと思ったのだが、
入荷即完売だった。
2回目も即完売していた。
みんな狙ってんのね。
密度が高くて重みがあって、いい落ち感が出る気がする。
って、落ち感とか言うとベテランぽくて恥ずかしい。
母に進呈する予定。
齢70オーバーの老人なので、重量が少し心配。


端切れの山もボリュームたっぷりだ。
コットンの端切れは雑巾とかに使えるけど、
ニットの端切れはどうすりゃいいんだろう。
継いでのれんにするか。


2013年12月7日土曜日

たまねぎ工房 Vネックセーター Edelweiss 二回目

サイズ:11号98%出力

生地:ダンボールニット(pre-de)+圧縮リブ編みウールジャージー(ひでき)

変更点:特になし

しくじったところ:ほぼなし

一着目は結局姉にあげたので、自分用に製作した。

別素材の組み合わせ。デザインではなく。
詳しいことは割愛するけれども適当に裁断を始めたらこうするしかなくなった。
もう一着分、身頃と袖をダンボールニットで裁断してあるが裾切り替えの布が足りないのでどうすっかなというところ。

肩がぽこっとしてしまった。
袖馬みたいなものでアイロンを当てたらおさまるだろうか。



ダンボールニット生地アップ


2013年12月5日木曜日

たまねぎ工房 スリータックパンツEvan 四本目

サイズ:9号

生地:日暮里 安田商店 リネン 1メートル1900円ぐらいを1メートル

変更点:
特になし

しくじったところ:
ほぼなし


友人の。
依頼されたのではない。
履いているときに「それいいね」と言ってくれた言葉をすかさずとらえ、
「いいでしょ作るよ!」と押し売りに近い形で強引に請け負ったのだ。
それが半年ほど前。
・・・。
誕生日プレゼントにしようと思う。


分厚い立派なリネン。
前回足りた記憶があったので、
用尺145幅で1.9mとあるのに1mしか買わなかった。
どうあがいても不足。
なので、ベルト見返しは縦地で取った。

芯地はバリッバリのやつ。
ポケット袋布はリバティ。フロントバックドレスの残り。

今までは自分のなので縫製テキストは
適当に流し見でやっつけてきたところ、
今回は隅々まで確認しながら慎重に進めた。
その結果、ウエストベルトとパンツの
長さが初めてぴったり揃った。
芯地の裏表の関係もやっと把握できた。


他にまだ押し売り請負が2着と、
(奇矯にも)向こうから依頼してくれたのが2着ある。
どんどん縫ったるで。


ところで友達はわたしと身長が同じだが、ほっそい。
動物占いバンビだし(関係ない)。
自分でも履いてみたけど、お尻ぎりぎり入らないの。
ショックなの。



ポケット。




2013年11月19日火曜日

水野佳子「オーダーメイドスカート」 ストレートスカート

サイズ:ML

生地:ストレッチウールツイード(日暮里で1メートル1365円を90センチ)


☆変更点
・両脇にシームポケット追加。


☆しくじったところ
・左後スカートの裾の芯地とファスナー部分の伸び止めテープを表側に貼ってしまった。
芯地はなんとかひっぺがせたので、貼り直し。伸び止めテープは見えないはずなので放置。
・他、細かい失敗無数


生地はえっらいのびるストレッチ。ニットのようだ。
のび~るエッフェル糸を使った。
裏地はストレッチしない普通の生地。履いているうちにどうなるか。
用尺80センチでもよかったかも。


裏地つきの本気スカート。
ベンツを縫うのは初めて。
右スカートの裏地の処理など、
本の説明が飲みこめなくて中断とやりなおし多数。
手間は多いし難しい部分も多いけれど、
最初にこういうでかい山を乗り越えれば、
あとのものを作るときに気が楽なように思う。
人によるかな。
裁縫は、作り始めても途中で嫌になって
投げだすという友達が何人かいた。
少なくとも縫い物に関しては粘着質で執拗なわたしだ。

スカートをあまり持っていない。
理由は、しっくりくるデザインにあまり出会わないとか、
丈を詰めるのが面倒とか(パンツの丈詰めは抵抗ないのに)、
逆に短いとか、
9号じゃ入らないけど11号はでかいとか、
普段スポーツタイプの自転車で移動しているので、
ほとんど着ないスカートをわざわざ買うのにためらいがある、
とかいろいろある。
自分でやっすい生地で気に入った丈で作れるって、いい。



サイズはちょうどいい。もう少しやせればもっといい。
丈はデフォルトで膝下。クラシカルな雰囲気。
ゴトっとしたヒールの靴と合わせたい。


この本は出版されて10年ぐらいたつ。
もう売ってない。
図書館で何度も借りている。
縫い方の詳細説明のページはカラーコピーも取った。
まだまだお世話になりたい。


反日着用後。
半袖ババシャツ着用…。


生地アップ。


2013年11月15日金曜日

たまねぎ工房 マキシニットスカート Meteorite

サイズ:11号98%出力

生地:リバーシブルウールニットジャージー(自由が丘コスト)

☆しくじったところ
・しくじったというか。
まずは試作がてら部屋着を作るべと、買ってあった安めのリブニットを用意。ニットって布幅あるし、このスカートえらい長くて10センチぐらい裾を詰めたし、用尺1.6のところ1.2ですがなにか?余裕だろ?とまず適当に後スカートを置いて裁断。さて前スカートを置いたところ、丈が全然足りなかった。分量的にはトップス一着分余ってるのに足りなかった。2時間ぐらい寝かして、錯覚だったかも!と改めて型紙を置いてみたが当たり前だが足りなかった。しかし縫いたいので、外着用に買ってあったメートル3000円の生地をおもむろに。
リブニットは買い足した。
以後はこの失敗を胸に縫い急ぐ気持ちを押しとどめて無事。
・…と思いきや最後の最後でこう。
ウエストベルトの縫いつけで表裏逆にしてしまった。
なぜ…。
アレンジと言えばそう見えなくもないしトップスで隠れるからそのまま。


☆変更点
・裾10センチぐらいカット
ロングのボトムスは裾が靴の踵に挟まったりしていやなので、マキシというよりはロングスカートぐらいの丈にした。
説明書にあった「裾を詰めるときは裾に平行にカットすればいいだけ」(大意)の意味が掴めず試行錯誤。


生地3000円なので。軽いし肌触りいいし、最高。
そしてこの形。
こーれーもーいーいー。
また作るぜ!
次はしくじらないぜ!



生地アップ。


事後報告
着心地最高。
とーてーも足さばきよく歩きやすい。
しかし空気が乾燥し始めると静電気がはんぱない。
エレガードしてもしてもまとわりつく。
静電裏地を買ってみようと思う。

2013年11月6日水曜日

たまねぎ工房 Vネックセーター Edelweiss

サイズ:11号98%

生地:日暮里で買ったいろいろ混ざってるニット


変更点
●なし

しくじったところ
●片方の袖のリブを表に縫い目が出るように縫いつけてしまった
●裾のリブの縫いつけで、縫い終わり5センチぐらいリブが縫えていなかった
●リブ縫いつけで引張りが足りなかったのか、身頃側にタックが入ったように折れた状態の部分が何箇所かある
●Vネックの中心がちょっとずれてる


ニット肌触り最高。やわらかーい。
170幅で(たしか)1メートル1365円だった。

1メートルで、70センチ四方ぐらい余った。前後別素材にすれば何かが作れそう。
素敵に陰気な花柄。
布が黒っぽいので、縫い目がヨレてるのがわかりづらいのもよかった。


久々のミシンで初のニット。大失敗を覚悟していたけれどうまいこといった。
こーれーはーいーいー。
さすがー(ショップが)。
袖丈もちょうどよかった。
もっと作りたい。
13号でゆったり作ってもいいかも。
慣れたら本当に裁断から完成まであっという間じゃなかろうか。


いい悪い別にして肩がだいぶ内側。コンパクトにしているのだろうか。腕のむっちりを隠すためだろうか。


↓毎度雑でお見苦しい着画で恐縮。
整体に行った日なので、歪みはあまりない(はず)。




生地アップ。


2013年8月11日日曜日

茅木真知子「ドレスアップ・ドレスダウン」リトルブラックドレス

生地:表地 リバティ2013秋冬柄 manning
裏地 コットンボイル


変更点
両脇にシームポケット追加
裾詰める(着丈104を身長156で着ると超もっさい)→着画では7センチ

しくじったところ
今の実力からすれば、しくじらずできたと判定したい。
あ、コンシールファスナーをしつけるときに二回も表裏を逆につけた。


縫い物を始めたばかりの頃、
「どの本もブカブカほっこりばっかりだ!キー!」
となっていたとき、
表紙のこのワンピースが目に飛び込んできた。
即買い。
憧れと実力のギャップがなかなか埋まらないまま
眺めてはしまうを繰り返して数年。
ついに。


裾の丈を迷っていて待ち針を刺した状態だが、
できたー!てことでアップしちゃう。
昔から、そういうすぐ見せびらかしたがるところがある。
裾上げしたら着画を載せようと思う。


実は友達に作るワンピースの試作である。
ワンピース好きの友達はこの本のどれも似合いそうだ。
一緒に日暮里まで買い出しに行った。
リバティだ。

そしてこの試作もリバティだ。
贅沢だ。
この柄のどんよりした感じがたまらない。
メンズのファッション誌に、黄色系を使ったブルゾンが載っていた。

ちなみにこれが、前回の日記で書いた
ロンドンのリバティのネットショップで
3メートル注文したら1メートル足りなかった生地。
足りなかったらいまどき流行りの別生地使いで行こうと思ったが、
がっつり柄合わせをしても2メートルで余裕だった。
よかった。


作り方は、文章少なめなのにてきぱきとわかりやすかった。


サイズはMで腰回り以外はほぼちょうど。
腰回りはもう3センチばかり
私が痩せるか巾を出すかすべき。
着るとポケットが広がる。
写真のようなシルエットにはならない。
いつ痩せるのだろうか。
いよいよとなったら母か姉に押し付けよう。


襟ぐりはずいぶん詰まってると感じる。
また自分のを作るなら、あと10センチ下げてみたい。

ほか、気になるところ。
なで肩のせいか肩から袖ぐりが1センチぐらい浮いている。
背中の生地がたるむ。

コットンボイル生地はブラウスを作るつもりで買ったのを、
なんとなく裏地にしてしまった。
ピンクには黄緑が合う!
が、あまり丈夫じゃなさそうなのが心配。




ずいぶんずれた。
てっぺんにホックをつける。



ポケット。

着用写真。
暗くてアレだけど。



↑ポケットに手を入れてるわけではなく、腰が張ってるからポケットが浮いている。



お腹のぽっこりをかなりいい感じにカモフラージュしてくれている。
(本当はすごく出ている)

後ろ姿の着画を見るといつも
旧渋谷駅の下の出口に出る階段の踊り場に貼ってあった
骨盤矯正のポスターを思い出す。

2013年7月19日金曜日

イギリスのリバティ百貨店

本国リバティのネットショップで生地を買った。
酔っぱらっていたので相当買った。
13日に届いた。
開けてみたら、1メートル足りないものが1点あった。
実は昨年にも2回7品目購入して、
そのうち1点が1メートル分不足していた。
その時はそんなに値の張らないものであり、
英語のメールも面倒だし勉強だと思って泣き寝入りした。
今回は単価3000円を超えたので、
返してもらう努力をすることにした。


●品代
13日当日、返金するか、足りない1メートル分を送るかしてくれ
(その場合、関税は支払済みということがわかるようにしてほしい)と
リバティのカスタマーサービスにメールする。
ネットの情報サイトと首っ引きでメールを作成した。
aとtheに翻弄される。
翌日返事が来る。
品物は品切れなので送れない。返金する。
来週の金曜までには不足分のキャンセル処理が
済んでいるだろうとのこと。
こちらは一安心。
(カード会社に問い合わせたところ、
19日現在、まだキャンセル処理はされていない)


●関税
17日、大井関税事務所へ電話。
最初に出たのが要領を得ない人。
質問をいちいち後ろにいる人に投げて、
その答えをそのまま繰り返す。
最後に「よくわからないのでDHLと相談してください」と来るので、
「よくわからないとはどういうことですか」と
怒りをにじませて言うとお手上げになったらしく
別の人物に替わった。
こちらは話がてきぱきしていた。
縷々説明を受ける。
「本来はDHLが検品をするべきところを怠った
ということになるのでDHLから返してもらうべし。」
との結論。
19日、DHLに電話。
いきさつと関税事務所に言われたことを伝える。
返事は、DHLからそういう返金の申請はできない。
簡易検査なのでいちいち開けない。
最寄りの税務署に相談してくれと言われた。
たらいまわしにならないように
ねばろうと思っていたけど、結局たらいまわし。

税務署にはまだ電話していない。
金額にしたら200円に満たない。
電話代で既に足が出ている。
どうするかなあ。

今回とは逆に、申告して払ったよりも品物が多かった場合に
追加申請して関税を払う、ということはあるという。
なんだそりゃ。
公平じゃないなあ。



今後は、海外から何かを買った場合は、
荷物が届いたときにドライバーを待たせて(迷惑でも)
自分で検品しようと思う。
しかしもうリバティからは物は買わないだろう。


お前がアホじゃと思われるかもしれないけれど、
何かの参考になるかも知れないと思って、書いた。
生地代ちゃんと返ってくるかなあ。

追記:予告通りの翌翌金曜日にクレジット会社から返金ありました。
税金は諦めた。 

2013年7月11日木曜日

たまねぎ工房 スリータックパンツEvan 三本目


サイズ:9号

生地:cocca 麻か綿麻



変更点
●脇と内の縫い代を裾からポケット下端まで4ミリずつ出す。
●ベルト見返しの下端を出しっぱなしでロック始末のところ、9ミリ折りこんで表から縫う。
●ベルトループ省略。
●縫い代の裾から18センチまでバイアステープでくるむ。
折り返して履くため。
追加
補強のため、
●持ち出し奥にスナップ追加。
●股ぐり外側にステッチ追加。→急にカジュアル感が出た

しくじったところ
●ポケットをつけてみたら、伸び止めテープと反対の面だった。
伸び止めテープはファスナーで隠れるぜってことで放置。
●左右のベルトで5ミリぐらい段差ができた。
縫いつけるときに気をつければ防げるはず。
●左右の裾に段差が。同上。
●なにより、芸人か体操のお姉さんの衣装になってしまったのは想定外だった。けど、友人には好評だった。



試作を含めると、このパンツを縫うのは4回目。
手順書も型紙もだいぶくたびれてきた。
しかしまだ自分の実用を作れてない。
今度こそという気合で。

去年の夏に代官山のcoccaでうっとり買った布だ。
失敗したときの精神的ダメージの甚大さを思いやり、
裁断と裏地張りでは三角定規も持ち出して
慎重の上に慎重を重ねた結果、
3時間かかった。
用尺は1メートルでぎりぎりというかほぼぴったり。


パンツとは直接関係ないけど、
ロックミシンを導入して数カ月目にして、
使い方をだいぶ間違えていたことに気がついた。
説明書をちゃんと読んでいなかったので。
縫い目がおかしいわけだ。
よく壊れなかったなあ。


筒になった時点で足を入れてみたら腿がぱつぱつで、
縫い代1.2㎝のところを0.8㎝にした。
ヒップ部分はデフォルトのままだが、
腰の上に横じわが寄ってる。布が足りていないせい?
次は102%出力ぐらいでやってみようか。

履くときにお尻のラインを通って
腰に到達する動作の流れが
「すぽっ」となって終わる感じが好きだ。
説明が難しいな。


自分の体型に衝撃を受けつつ着て撮影。
裾は折って履く見込み。


追記
一回履いて外出。結構伸びた。
汗じみは非常に目立つ。





2013年7月7日日曜日

パターンレーベル ヨークワンピース


サイズ: M

布:麻(自由が丘コスト イタリア製のシャツ生地)

変更点
●前ヨーク中心のスリットあき省略
●腰紐省略

しくじったところ
山盛り
ギャザーを袖の分まで身頃で寄せていた模様。
身頃がやけにだぼだぼだなあと感じるのはそのせいか。



去年買った型紙。
ここは、手順書ありとなしが選べる。
初めて利用する初心者ならば「つき」を選ぶのが
判断として正しいだろう。
しかしちょうどなんか縫ってみたくて
ギラギラしているときにここを見つけたら、
「つき」は品切れだったのだ。
数日待って待ちきれず、なんとかなるさ!と購入。
それだけ勢い込んで買ったのに、
着手までほぼ1年かかったという不思議。


手順書なしでも、手持ちの既製品などを参考にして
おおむねなんとかはなった。
唯一、腰のゴムを通す部分の始末の仕方を除いては。

その部分で型紙に指示があったのは、
身頃の裾に裏スカートを縫い付けたあと、
その数センチ上に表スカートを縫い付けろということ。
さらにその上からステッチを数本縫うことで3段のトンネルを造り、
トンネルの上段と下段にゴム、中段に腰紐を通す仕様。
ゴムと紐が通過するように、
両脇の縫い代をどのように縫えばいいのか???

わからないくせに横着して身頃と裏スカートと表スカートと、
いっぺんにロックをかけた。
これでよけいわけがわからなくなった。
腰の脇だけほどいて縫い代に切り込みを入れてごちゃごちゃっとごまかした。

まあ、できた。


生地は1.8メートルで、たしか1800円ぐらい。
反物の最後の部分てことで安くしてくれた。
厚みがあってぱりっとしている。
重い。
あまりしわにならない。
むしろ、アイロンで付けた折り目がいつの間にか消えていた。
汗をぱーっと吸い、ぱーっと乾く。
汗かきには嬉しい。が、濡れた所はとても目立つ。

購入した自由が丘コストは
自由が丘駅前の自由が丘デパートの地下にある。
輸入生地を主に扱っている。素敵なのがいっぱいある。
店主のおじさんが知識が豊富なのでいろいろ教えてもらう。
(というほど通ってはいないけど)

ちなみに見返しとポケット向こう布は、
Evanで使ったcoccaの青い麻生地を使ってある。


これまた自分のボキャブラリーにないデザイン。
どこに着て行くのか。
とはいえせっかく買った型紙なので
もう一度ぐらいは作ろうか。
丈を2センチぐらい出すこと。



追記
一回着て出社。
前身頃から左わきにかけて妙なドレープあり。ギャザーの寄せ方に問題?
汗をめちゃ吸う。あっという間に乾く。その分汗じみも非常に目立つ。






Mパターン研究所 フロントバックドレス

サイズ:6号

生地:リバティタナローン、麻(鎌倉スワニーで)


変更点
●裾2センチ延長

しくじったところ
●Vネックの方の見返しのステッチがよれた。
前中心の糸印が途中で取れてしまい、目見当で縫ったせい。


初Mパターン研究所。
友達に型紙を貸してもらって作ったことはある。
高いしサイズ展開が特殊なのでためらっていたが、
ついに買ってしまった。
問い合わせをしたら丁寧な返事をくれた。

絶妙な立体裁断のパターンの数々で名を馳せたようだが
今はそれらはあらかた廃番になっているのが残念だ。
伝説のシャツなんてのもあって、
その衣鉢を継ぐらしきシャツの型紙が載っている本
「手の人」は、図書館で20人待ちだった。
(ちなみにチェックアンドストライプという
生地屋の裁縫本も、30人近く予約が入っていた)


縫った人の写真を見るとほとんどが
中にレギンスなどを合わせている。
私は1枚で着たかったので裾2センチばかり追加。


「!」マークが多用された手順書に、
「ちゃんとしないと失敗するぞ!」と
がみがみ言われているようで、
ピリピリしながら慎重に裁断した。
(なんつって。懇切丁寧でわかりやすいでガス)

小難しいところは特になかった。
手順書に従順に縫って行けば
あっという間に出来上がるし、
達成感もたいしたものだ。

そしてリバティの生地は本当にすてきだ。
リバティ様。
と言いつつ、最近会った若い友達が二人続けて
麻の黄色いワンピースをかわいく着ていたので、
別に切り替えなくてもよかったかも知れない
などと思っている。

写真ではわからないが麻部分が透けるので
下に何か着る必要がある。
2枚仕立てにしたらどうなるだろうか。

UネックとVネックどちらを前にしても着られる。
私はVを前にしたほうがよさそうだ。
シームポケットをつけたい。





2013年6月24日月曜日

海外竜也「スイートドレス・レシピ」 ギャザースリーブブラウス

サイズ:11号

生地:
綿ローン(本国リバティ)

変更箇所:
背中のボタン空き省略
袖のゴム省略(とりあえず)

この本。
2008年出版。
スイートの看板に偽りなし!
服がかわいい。
スタイリングがかわいい。
モデルちゃんがかわいい。


本の中でたぶんいちばん簡単なやつ。
それを、背中のあきをなくすことで更に簡単に。
加えて無地ときて、幼稚園のスモックみたいになった。


前がせり出しているのが気になる。
確かに腹は出ているがこれほどではない。
ピンタックでたたんだら落ち着くだろうか。


襟ぐりのあき、理想的。

別の色で縁をなんとかしたら楽しいと思う。
襟ぐりとか。裾とか。
袖にフリンジ的なものを垂らすとか。
そのうち。




着たところ。
いけてない着画というのはなんつうの、
これから作ろうと思っている人のモチベーションに
水を差しかねないというものでもあるのかも知れない。
と今更気付く。
スマンね。





2013年6月19日水曜日

たまねぎ工房 gemma

11号を97か98%出力(忘れた)

生地:綿ツイル(マーノクレアール)

変更点:
脇のあきをボタン空きからコンシールファスナーに。
あきではない側の脇にシームポケットをつける。
裾縫い代を2.5cmを1.5cmに。



職場用のスカートが欲しかったので作ってみた。
いかにも事務用ではなく(事務員です)、
カジュアルすぎもせず、
それでいておしゃれ度はそこそこな、
そんなスカートが欲しかった。

自分の服装ボキャブラリーにないデザインではある。
たとえるならマンガ「あたしンち」のお母さんが、
普段買いつけないおしゃれなぴろぴろ服を選ぶときに
手持ちの服との組み合わせが
まったく像を結ばないという場面があったけれど、
そんな感じ。
お店ではスルーするようなデザインも、
自作ならいけいけどんどんじゃ!
と腹くくってパターン購入。


脇をコンシール開きにしたから持ち出し等が必要なくなり、
パーツは前後スカートとベルトと見返しの4つだけ。
少ない。
パーっと縫ってあっという間にできそうな予感が!!
(大外れ)


しくじったところ
●ウエスト周り。
スカートよりはみ出すはずのウエストベルトが
7センチも足りなかった。
そのせいかどうか、ウエストががばがば。
タックのたたみ方が間違っていたんだろうが、
ほどくのを面倒くさがって
端切れをはぎ合わせて不足を補った。
表ベルト側にはリバティの布をアップリケして
デザイン的に継ぎ目カバーという策。
●あきが左右逆。
これは何人かの人が同じ失敗をしていた。
●コンシールファスナー縫いつけ後、前後のスカートの上端に5ミリほど高低差が。
ファスナー部分に目立つたるみやつっぱりはない。
職場ならベストで隠れるちうことで放置。
●シームポケットの向こう布(キメラブラウスの端切れの薄グリーンの生地)が、
ややゆるんだポケット口からちらちら見えて目立つ。



格闘すること二晩。
できました。
生地110幅1メートルで足りた。


感想。
いろんな人が短い!と驚嘆し、
丈を5センチぐらい延長していた人も多かったが、
実際短い。
少しかがむとパンツ丸見え感があってスリリング。
実際はちゃんとカバーされている。
コクーンシルエットのおかげ?
アラフォーですが履きますよ。


足さばきがとてもいい。
裾周りがなんだか広々している。
「空間あんなー」と感じられるところがいい。


似合いそうな友人がいるので、
勝手に彼女に作ってみようかと思う。



写真。
恥ずかしげもなくさらす!!
足が太く見えない丈かもしれない。




ごまかし部分にして段差部分。




2013年6月12日水曜日

キメラブラウス



異なる要素をドッキングさせて作ったという意味で。
身頃の袖側は茅木真知子「ドレスメーキング アットホーム」白いブラウス 9号
内側は高田祐子「気分はマニッシュ」ドットブラウス Mサイズ

目指したい要素も二つ。
a 近所の保育園のお母さんが着ていたオーガンジーでオレンジのネオンカラーのブラウス。
 はっと二度見するぐらいきれいだった。
b とあるブランドのカタログに載っていたシルクシャツ。
  正方形に近いシルエットで、袖ぐりがぴろぴろと波打っている。

a的な極薄生地でb的な形にしたい。


他に手を加えたこと
1 襟の端の幅を削る
2 肩のラインを、袖側五ミリ下げたところから肩のライン3センチ部分まで斜めに削る
  (型紙通りだとぴょこっとはねあがってしまった)




生地:麻+コットンのスケスケ。鎌倉スワニーで400/m。
ボタン:1.5cm貝ボタン。マーノクレアールで7個1120円。
薄手とはいえ縫いやすい生地だった。


着画を撮ってみた。
(着画とは人が着て撮った写真という意味)
よそさまのソーイングブログを見るにつけ、
人が着ているのとトルソーが着ているのとは全然印象が違う。
「着画願いまーす!」と乞いたいことが多かった。
ので、誰の参考になるかわからないけど参考までに。


あと、アップした写真について「(服の)しわが」とか「二の腕が」とか
とあーだこーだ言いたくなる気持ちもわかった。
腹はぐっとへこませて撮っている。


完成翌々日に、縁あって友人に嫁入った。
幸せにおなりー。
本番布はもう買ってあるが、もう一回ぐらい試作しようか。
身幅はもう少し増やしてゆったりさせたい。
台襟はなくしてみる。

2013年5月11日土曜日

大川 友美 シンプルシック Simple Chic -自分が似合うバランスで着る Aラインワンピース



タックスカートの友人のリクエスト。
チュニックか何かを作ろうという話で一緒に生地を買いに行ったのはたしか去年の早春。
やっと形になりました。
人から預かった布を裁断するのは緊張する。

本のワンピースは透けるぐらい薄い繊細な布(コットンシルク)で作ってある。
これは普通の綿の生地。
裾に何かきれいな布をつけ加えてみたい気もする。
友人にはまだ渡していない。どうかな?


追記
大変気に入ってくれました(と思う)

襟ぐりの空きについて。
中心がちょっと浮いてパカパカするのが気になる。


たまねぎ工房 スリータックパンツEVAN 2本目




サイズ:9号
生地:綿麻?薄くて柔らかいが透け感はない(マーノクレアール)


試作を入れて縫うのは3回目。だいぶよどみなくできるようになってきた。
だらだらした感じにしたかったので接着芯をすごく柔らかいものにした。すると、正面の合わせのところでホックの外側に余ったベルト布が、ホックのところで折れてピロッと前に飛び出る。ベルト布が固ければそういうことはなかったのね。とはいえ、その飛び出た部分を減らそうとホックを外側につけ直すと、ファスナーが覗いてしまう。
難しいものだなあ。

GWのネパール旅行で履いた。合ってた(暑くて乾いた気候に)。
一人旅だったので写真はないけど。

ひざ下のシルエットに少し不満がある。
帰って来てから母に進呈した。