2015年1月28日水曜日

高田祐子「I LOVE PANTS いま着たいパンツスタイル」ストレートパンツ

サイズ:L
布:コットン&アクリル(fab-fabric)+麻(鎌倉スワニー)
変更点:前ボタン開きをファスナーに
     裾5センチカット
     内股の縫い代各5ミリ増
しくじったところ:後述

ソーイング本はパターンを写すのが本当にめんどうくさい。
大型モノクロコピーの店頭サービスは少ないうえに、
閉店6時で土日休みとか、そんなのばかり。
首都圏では需要がないのかね。

柄合わせ放棄。

後ろパンツを1枚ずつ裁断したらなぜか両方とも右パンツだった
片方の右パンツからポケット布を取った。
夜中に無理やり作業していたら集中力が途切れて、
デザインとして脇に挟み込む別布を同じ生地から取っていた。
去年作ったワンピースの残りの麻生地から取り直し、
しかし表裏逆に縫いつけた。ほどく。
ポケットも表裏逆につけて押えミシンまで進む。ほどく。
ほか細かくいろいろ。
強行軍で作ったため、呆れるほど失敗した。
急いでやったあげく無駄な時間を費やすことになるのなら、
同じ時間を費やして丁寧にやるべき。

太ったからサイズはLにしたのだが、
仮縫いしたらものすごくぶかぶかで
驚いて内股の縫い代を各5ミリ増やした。
けどやっぱりぶかぶか。
手持ちの服が次々とパツパツになりつつある中、
ぶかぶかというのはサイズミスであったとしても妙にうれしい。
でも本の写真を見るとそういうデザインとも言える。
ウエストはジャストだ。
MとLの間にMLがあるので、次はこっちで作ってみるか。

履き心地は悪くない。
けど、尻の山がすごく目立つ。
腿だけ細くしたせい?
太いせい?
同じ生地で去年作ったたまねぎ工房のスカートも、尻の山が二つくっきり出る。
太いせいだろうかなあ。
「気分はマニッシュ」がまだ(個人的に)色あせない高田祐子さんの本。
モデルさんがみんな小柄ちゃんというのが画期的。(でもかわいいし細い)
この本からもう一本、ダブルヘムストレートパンツを作りたい。


出来た翌日、早速履いて出かけた。
猛烈に風が吹いて寒い日だったけれど、
ジャカード織りのおかげか、
ぶかぶかでできた空間のおかげか、
綿生地で一枚でも寒くなかった。
しかし駅のエスカレーターでダボパン姿の現場作業員の
お兄さんがたの後ろについたときは、仲間のようであった。
オブラートのない友達に会い、ぶっかぶかを呆れられた。
自分で作ったものは、見た目への基準がゆるっゆるになると思う。