布:コットン&アクリル(fab-fabric)+麻(鎌倉スワニー)
変更点:前ボタン開きをファスナーに
裾5センチカット
内股の縫い代各5ミリ増
しくじったところ:後述
ソーイング本はパターンを写すのが本当にめんどうくさい。
大型モノクロコピーの店頭サービスは少ないうえに、
閉店6時で土日休みとか、そんなのばかり。
首都圏では需要がないのかね。
柄合わせ放棄。
後ろパンツを1枚ずつ裁断したらなぜか両方とも右パンツだった。
片方の右パンツからポケット布を取った。
夜中に無理やり作業していたら集中力が途切れて、
デザインとして脇に挟み込む別布を同じ生地から取っていた。
去年作ったワンピースの残りの麻生地から取り直し、
しかし表裏逆に縫いつけた。ほどく。
ポケットも表裏逆につけて押えミシンまで進む。ほどく。
ほか細かくいろいろ。
強行軍で作ったため、呆れるほど失敗した。
急いでやったあげく無駄な時間を費やすことになるのなら、
同じ時間を費やして丁寧にやるべき。
仮縫いしたらものすごくぶかぶかで
驚いて内股の縫い代を各5ミリ増やした。
けどやっぱりぶかぶか。
手持ちの服が次々とパツパツになりつつある中、
ぶかぶかというのはサイズミスであったとしても妙にうれしい。
でも本の写真を見るとそういうデザインとも言える。
ウエストはジャストだ。
MとLの間にMLがあるので、次はこっちで作ってみるか。
けど、尻の山がすごく目立つ。
腿だけ細くしたせい?
太いせい?
同じ生地で去年作ったたまねぎ工房のスカートも、尻の山が二つくっきり出る。
太いせいだろうかなあ。
「気分はマニッシュ」がまだ(個人的に)色あせない高田祐子さんの本。
モデルさんがみんな小柄ちゃんというのが画期的。(でもかわいいし細い)
この本からもう一本、ダブルヘムストレートパンツを作りたい。
出来た翌日、早速履いて出かけた。
猛烈に風が吹いて寒い日だったけれど、
ジャカード織りのおかげか、
ぶかぶかでできた空間のおかげか、
綿生地で一枚でも寒くなかった。
しかし駅のエスカレーターでダボパン姿の現場作業員の
お兄さんがたの後ろについたときは、仲間のようであった。
オブラートのない友達に会い、ぶっかぶかを呆れられた。
自分で作ったものは、見た目への基準がゆるっゆるになると思う。