2013年7月19日金曜日

イギリスのリバティ百貨店

本国リバティのネットショップで生地を買った。
酔っぱらっていたので相当買った。
13日に届いた。
開けてみたら、1メートル足りないものが1点あった。
実は昨年にも2回7品目購入して、
そのうち1点が1メートル分不足していた。
その時はそんなに値の張らないものであり、
英語のメールも面倒だし勉強だと思って泣き寝入りした。
今回は単価3000円を超えたので、
返してもらう努力をすることにした。


●品代
13日当日、返金するか、足りない1メートル分を送るかしてくれ
(その場合、関税は支払済みということがわかるようにしてほしい)と
リバティのカスタマーサービスにメールする。
ネットの情報サイトと首っ引きでメールを作成した。
aとtheに翻弄される。
翌日返事が来る。
品物は品切れなので送れない。返金する。
来週の金曜までには不足分のキャンセル処理が
済んでいるだろうとのこと。
こちらは一安心。
(カード会社に問い合わせたところ、
19日現在、まだキャンセル処理はされていない)


●関税
17日、大井関税事務所へ電話。
最初に出たのが要領を得ない人。
質問をいちいち後ろにいる人に投げて、
その答えをそのまま繰り返す。
最後に「よくわからないのでDHLと相談してください」と来るので、
「よくわからないとはどういうことですか」と
怒りをにじませて言うとお手上げになったらしく
別の人物に替わった。
こちらは話がてきぱきしていた。
縷々説明を受ける。
「本来はDHLが検品をするべきところを怠った
ということになるのでDHLから返してもらうべし。」
との結論。
19日、DHLに電話。
いきさつと関税事務所に言われたことを伝える。
返事は、DHLからそういう返金の申請はできない。
簡易検査なのでいちいち開けない。
最寄りの税務署に相談してくれと言われた。
たらいまわしにならないように
ねばろうと思っていたけど、結局たらいまわし。

税務署にはまだ電話していない。
金額にしたら200円に満たない。
電話代で既に足が出ている。
どうするかなあ。

今回とは逆に、申告して払ったよりも品物が多かった場合に
追加申請して関税を払う、ということはあるという。
なんだそりゃ。
公平じゃないなあ。



今後は、海外から何かを買った場合は、
荷物が届いたときにドライバーを待たせて(迷惑でも)
自分で検品しようと思う。
しかしもうリバティからは物は買わないだろう。


お前がアホじゃと思われるかもしれないけれど、
何かの参考になるかも知れないと思って、書いた。
生地代ちゃんと返ってくるかなあ。

追記:予告通りの翌翌金曜日にクレジット会社から返金ありました。
税金は諦めた。 

2013年7月11日木曜日

たまねぎ工房 スリータックパンツEvan 三本目


サイズ:9号

生地:cocca 麻か綿麻



変更点
●脇と内の縫い代を裾からポケット下端まで4ミリずつ出す。
●ベルト見返しの下端を出しっぱなしでロック始末のところ、9ミリ折りこんで表から縫う。
●ベルトループ省略。
●縫い代の裾から18センチまでバイアステープでくるむ。
折り返して履くため。
追加
補強のため、
●持ち出し奥にスナップ追加。
●股ぐり外側にステッチ追加。→急にカジュアル感が出た

しくじったところ
●ポケットをつけてみたら、伸び止めテープと反対の面だった。
伸び止めテープはファスナーで隠れるぜってことで放置。
●左右のベルトで5ミリぐらい段差ができた。
縫いつけるときに気をつければ防げるはず。
●左右の裾に段差が。同上。
●なにより、芸人か体操のお姉さんの衣装になってしまったのは想定外だった。けど、友人には好評だった。



試作を含めると、このパンツを縫うのは4回目。
手順書も型紙もだいぶくたびれてきた。
しかしまだ自分の実用を作れてない。
今度こそという気合で。

去年の夏に代官山のcoccaでうっとり買った布だ。
失敗したときの精神的ダメージの甚大さを思いやり、
裁断と裏地張りでは三角定規も持ち出して
慎重の上に慎重を重ねた結果、
3時間かかった。
用尺は1メートルでぎりぎりというかほぼぴったり。


パンツとは直接関係ないけど、
ロックミシンを導入して数カ月目にして、
使い方をだいぶ間違えていたことに気がついた。
説明書をちゃんと読んでいなかったので。
縫い目がおかしいわけだ。
よく壊れなかったなあ。


筒になった時点で足を入れてみたら腿がぱつぱつで、
縫い代1.2㎝のところを0.8㎝にした。
ヒップ部分はデフォルトのままだが、
腰の上に横じわが寄ってる。布が足りていないせい?
次は102%出力ぐらいでやってみようか。

履くときにお尻のラインを通って
腰に到達する動作の流れが
「すぽっ」となって終わる感じが好きだ。
説明が難しいな。


自分の体型に衝撃を受けつつ着て撮影。
裾は折って履く見込み。


追記
一回履いて外出。結構伸びた。
汗じみは非常に目立つ。





2013年7月7日日曜日

パターンレーベル ヨークワンピース


サイズ: M

布:麻(自由が丘コスト イタリア製のシャツ生地)

変更点
●前ヨーク中心のスリットあき省略
●腰紐省略

しくじったところ
山盛り
ギャザーを袖の分まで身頃で寄せていた模様。
身頃がやけにだぼだぼだなあと感じるのはそのせいか。



去年買った型紙。
ここは、手順書ありとなしが選べる。
初めて利用する初心者ならば「つき」を選ぶのが
判断として正しいだろう。
しかしちょうどなんか縫ってみたくて
ギラギラしているときにここを見つけたら、
「つき」は品切れだったのだ。
数日待って待ちきれず、なんとかなるさ!と購入。
それだけ勢い込んで買ったのに、
着手までほぼ1年かかったという不思議。


手順書なしでも、手持ちの既製品などを参考にして
おおむねなんとかはなった。
唯一、腰のゴムを通す部分の始末の仕方を除いては。

その部分で型紙に指示があったのは、
身頃の裾に裏スカートを縫い付けたあと、
その数センチ上に表スカートを縫い付けろということ。
さらにその上からステッチを数本縫うことで3段のトンネルを造り、
トンネルの上段と下段にゴム、中段に腰紐を通す仕様。
ゴムと紐が通過するように、
両脇の縫い代をどのように縫えばいいのか???

わからないくせに横着して身頃と裏スカートと表スカートと、
いっぺんにロックをかけた。
これでよけいわけがわからなくなった。
腰の脇だけほどいて縫い代に切り込みを入れてごちゃごちゃっとごまかした。

まあ、できた。


生地は1.8メートルで、たしか1800円ぐらい。
反物の最後の部分てことで安くしてくれた。
厚みがあってぱりっとしている。
重い。
あまりしわにならない。
むしろ、アイロンで付けた折り目がいつの間にか消えていた。
汗をぱーっと吸い、ぱーっと乾く。
汗かきには嬉しい。が、濡れた所はとても目立つ。

購入した自由が丘コストは
自由が丘駅前の自由が丘デパートの地下にある。
輸入生地を主に扱っている。素敵なのがいっぱいある。
店主のおじさんが知識が豊富なのでいろいろ教えてもらう。
(というほど通ってはいないけど)

ちなみに見返しとポケット向こう布は、
Evanで使ったcoccaの青い麻生地を使ってある。


これまた自分のボキャブラリーにないデザイン。
どこに着て行くのか。
とはいえせっかく買った型紙なので
もう一度ぐらいは作ろうか。
丈を2センチぐらい出すこと。



追記
一回着て出社。
前身頃から左わきにかけて妙なドレープあり。ギャザーの寄せ方に問題?
汗をめちゃ吸う。あっという間に乾く。その分汗じみも非常に目立つ。






Mパターン研究所 フロントバックドレス

サイズ:6号

生地:リバティタナローン、麻(鎌倉スワニーで)


変更点
●裾2センチ延長

しくじったところ
●Vネックの方の見返しのステッチがよれた。
前中心の糸印が途中で取れてしまい、目見当で縫ったせい。


初Mパターン研究所。
友達に型紙を貸してもらって作ったことはある。
高いしサイズ展開が特殊なのでためらっていたが、
ついに買ってしまった。
問い合わせをしたら丁寧な返事をくれた。

絶妙な立体裁断のパターンの数々で名を馳せたようだが
今はそれらはあらかた廃番になっているのが残念だ。
伝説のシャツなんてのもあって、
その衣鉢を継ぐらしきシャツの型紙が載っている本
「手の人」は、図書館で20人待ちだった。
(ちなみにチェックアンドストライプという
生地屋の裁縫本も、30人近く予約が入っていた)


縫った人の写真を見るとほとんどが
中にレギンスなどを合わせている。
私は1枚で着たかったので裾2センチばかり追加。


「!」マークが多用された手順書に、
「ちゃんとしないと失敗するぞ!」と
がみがみ言われているようで、
ピリピリしながら慎重に裁断した。
(なんつって。懇切丁寧でわかりやすいでガス)

小難しいところは特になかった。
手順書に従順に縫って行けば
あっという間に出来上がるし、
達成感もたいしたものだ。

そしてリバティの生地は本当にすてきだ。
リバティ様。
と言いつつ、最近会った若い友達が二人続けて
麻の黄色いワンピースをかわいく着ていたので、
別に切り替えなくてもよかったかも知れない
などと思っている。

写真ではわからないが麻部分が透けるので
下に何か着る必要がある。
2枚仕立てにしたらどうなるだろうか。

UネックとVネックどちらを前にしても着られる。
私はVを前にしたほうがよさそうだ。
シームポケットをつけたい。